大手企業で急速に普及しつつあるRPA。目的は、業務効率化、働き方改革、人件費削減、などなど。しかし、RPAを入れれば必ず業務効率が改善されるものではない。業務効率化の切り札として導入しても、成果を出せぬまま頓挫するケースも多いようだ。自分の業務をRPAに乗せるのには、自力であるいは開発者とペアになってフローを開発する必要がある。これをやりきるだけでもかなりのハードルがある。さらに、問題が起きたときに自力で修正できる状態になれるかどうか。対応できないと、故障時業務停止に陥る。これらを乗り越えるのに必要なのは担当者のモチベーションが欠かせない。業務をRPA化することにより担当者がCREATIVEになりHAPPYになれるという未来が描けるかどうか。もし、お前の仕事はRPAに置き換えられるから、給与はカットする等言われたとしたら、、、、モチベーションは瞬時に凍結するに違いない。
RPA(Robotic Process Automation)で業務自動化
RPA(Robotic Process Automation)とは単純な業務を自動化するテクノロジーであり、多くの企業が人件費削減の切り札として取り組み始めたところ。RPAには、Class1~3の3段階あるとされる。
Class1:狭義のRPA(Robotic Process Automation)
決められた方法に従い自動的に処理を行う。
Class2:EPA(Enhanced Process Automation)(AIの一種)
大量のデータを解析し結果を出力する。例:画像を自動的にカテゴリ分けする、ビッグデータから顧客の傾向を分析する。
Class3:CA(Cognitive Automation)(AIの一種)
Class2より自立した結果を出力できる。例:売上データや経済情勢、流行などを多面的に分析した経営意思決定。